森の紙のルーツ、天然木をスライスした極薄ペーパーに出会ったのは2018年のお盆に入る直前のことだった。
ふるさと納税にはどんな商品が扱われているのか急に気になってWEBサイトで都道府県別に適当なワードを選びながら検索をかけていた。
小一時間ほど経っていただろうか、ipadとのにらめっこに疲れたので
そろそろやめようかと、最後の締めで会社の倉庫の地名を入れてみた。
すると、そのページにあったのが木の折り紙だったのだ。
え、面白い!
商品企画の血が急に騒ぎだして、メーカーさんの所在地を調べると、倉庫から目と鼻の先、車で10分ほどのところだった。
早速、倉庫担当の西くんに電話して
会社のことを知っているのか尋ねたら、名前は知っていても商品の存在は全く知らないと言う。
「とりあえず、確認してくれない」と頼んだところ
翌日、西くんから電話がかかってきて、サッカーの父兄会の仲間が
偶然にもその会社で働いているので、連絡してみるとのこと。
期待と諦め半々で回答を待っていた。
すると、いきなり商談も始まらないまま、カタログとサンプルを送ってくれるとのことで、企画が突然動きだした!
そして、お盆休み中に届いたのが
木の折り紙 5枚セット
すぎやひのきの香りがほんのりして
ものすごく薄いのが印象的だった。
あれから約半年
メーカーさんが東京出張の際に無理して時間をとってくれて地元のコメダでミーティングを重ねたり、僕が四国に足を運びながら少しずつ完成させた
天然木製品のブランド
それが、
mori no kami 森の紙
メーカーさんには製造に専念してもらい、商品企画を担うことで
これまでほとんど業務用だった極薄の木の紙を、ステーショナリーやDIYなどで使える雑貨として変身させ、進化させていくのが役割。
ふたつの偶然から生まれた、森の紙プロジェクトが始まります!