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店主人語 職人さんとの出会い

2016年から始めた職人さん探しの旅は、遠いところで四国、近郊では小田原、地元川崎までいろいろな場所に出向いて、ミーティングを繰り返した。

大抵の場合、腕の良い職人さんは気むづかしい。

お互いの波長が合って、はじめて僕の作りたいものを作ってもらう・・・

これがミーティングの目的なんだけど、初対面からそんなに上手くいくものではなく、職人さんのこだわりと僕の目指すものが合致しないと何も始まらないし、ビジネスとして長く続けることはできない。

こんな地道な作業から約4年の歳月が流れた。

せっかくお付き合いが始まっても、何かの事情で次に繋がらないことが幾度もあった。

時代屋、士心庵、アトリエ河島、森の紙・・・

時代屋主宰 阿波の名工 竹海
徳島・脇町うだつの町

今、3つの職人さん達のいる工房と、ひとつのメーカーさんと繋がっている

「達」と表現したのは、職人さんは家族経営が一般的で、ひとつの小さな工房の場合、二人から三人がチームになって、皆で支え合いながら技を磨いているからだ。

僕が描く職人像と、その関係は

全国的に無名であっても、日々切磋琢磨しながら丁寧なものづくりをする。そして、進取の気風に富む。僕のアイデアをなるべく耳に入れてくれる・・・

そんな職人さん達と、濃密なチームを組むことだ。

年のせいにはしたくないけれど、繋がるという意味がうまく理解できなくて、大の苦手だったSNS、特にインスタグラムを去年の11月から始めて、教えてもらったことがある。

僕の職人さん探しの旅は、同じ方向を目指しながら職人さんと繋がりたい、ということだったんだと・・・

上手く売れないと商いを続けることはなかなか難しいけれど

儲けたいという気持ちより、知ってもらいたいという気持ちが

優ったのは、起業してから初めて生まれた感情だ。

#繋がりたい

僕の年だと、恥ずかしい気もするけれど

なかなかいいコトバだと思う。

mori no kami の掲載から、匠の技 アトリエバーグがスタート!

知る人だけが知る、ニッチなアトリエバーグの世界を少しずつご紹介

していきます!

P.S.

大学受験のとき、確か「試験に出る英単語」というテキストで

enterprise

という英単語を丸暗記したことがある。

今日初めてこの言葉の訳をブログ内で使いました。

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